自分の考えをちゃんと説明する能力。そして相手を説得する能力。

今日は、なーんっか自分の考えを説明することで疲れ
上司の説得で疲れた。

まずは、自分の考えを説明する事。
今開発している機種で採用する技術について特許出願し
他社の追従を防止するために簡単な説明資料を用意して
知財部門の担当の方に内容の説明をした。

まず、こちらから今回特許出願したい技術について課題と
それをどのような手段で解決し、
その解決技術のコアの部分について特許化したいってことを
説明をして理解してもらった。

ただ、ここでちょっと僕の考えがまずくて
知財担当者の知りたいことについて説明がなくて話がかみ合わず
数分ほど悩んでしまった。

当然、特許だから先行している技術があり
その技術に対しどのような差異があり技術的優位性と革新性が
あるのかってのが重要なんだけど、僕は先行してある技術
つまり既存の技術との差異の説明が抜けていたのだ。

頭の中では勝手に知財担当者も差異を理解している前提で話していた
ことが間違いだった。

思い込みはホントダメなことだけど
なかなか直せない性格なんだよね。


そして、上司との会話は
実験結果の報告と、それに対する僕の推定についての説明。

まずは、上司は実験の結果のみを聞いて
実験結果に対する僕の推定原因は説明しても頭から否定され
聞いてももらえなかった。

僕の考える推定原因は
たしかにあり得るし現象的にはその原因の可能性もある。

だから、ここで上司に再度説明しホントに推定原因により
結果が変化しているのか確認したいと言ったのだが・・・

当然、否定。

つまり、上司の筋書きは決まっていて
僕の推定原因もあるかもしれないが
それにより左右されてしまう結果については小さいこと。
大きな方向性はあっているので、もっと全体を見ること！
ってこと。

そう、説得する以前に上司の方針を見抜けていなかった。
方針が共有できていないと無駄な説得になる。

これも僕の悪い癖。
実験をする前の目的の確認時に一部思い込みがあり
上司と方針が微妙にずれていたのだ。

何事も確実な確認の上に進めないとだめだなと反省の
一日だった。