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日本触媒社長の「中国市場は捨てる」という発言に共感

東洋経済のWeb版記事
日本触媒社長とのインタビュー記事が掲載されていた。
見出しの「中国市場は捨てる」という文言にひかれて読んでみた。

日本触媒といえば、紙おむつに使われている吸水素材の
高吸水性樹脂(SAP)のシェアの多くを握ってる大手企業。
なぜ、そんな大手企業が中国市場を捨ててるのかと思い
続きを読んでみた。
だって、日本製紙おむつって中国で大人気なのに・・・

最初は、姫路工場での事故の話と
今後の姫路工場での生産規模拡大のお話と今後の工場増設。
工場の増設は、
ベルギーのアントワープ、国内の川崎か千葉、米国ヒューストンを
考えているとの事。
当然、市場に近いところに工場がある方が効率が良い。

僕が勤めている会社もメイン市場はヨーロッパだけど工場は中国。
僕みたいな素人が考えるとヨーロッパに工場あれば便利って思う。
日本触媒さんでも営業さんの要望と国内空洞化防止で
悩んでいるとも書いてある。

肝心の中国市場の話は中盤に書いてあった。

ワケあり品


そこには、こう書いてあった。
「中国の市場なんてどうでもいい。捨てていますから。」

もうびっくり、社長さんが中国を捨てるっていう会社を
初めて知りました。
一従業員としては、中国なんかやめようよっていう話は
当然、愚痴で話したりしますが
社長さんが公の場で言うってのはビックリです。
でも、ちゃんと理由も書いてありました。

「日本の皆さんは中国を当てにするからいけない。
 中国はたかだか13億人。
 世界には50億人の市場があるんですから。」

そうなんですよね。たかだが13億人で購買力がある人は
その中の何パーセントなんだろう。

材料メーカーの社長の話なので
製品メーカーとは少し考えが違うかもしれませんが
僕自身も感じてるのはメーカー各社は
中国市場から他の新興国市場へメイン市場を移行してる。
そういう感じがします。

中国は中国に作った現地会社でテキトーにやらせといて
日本本社は、その他の新興国市場を開拓するという感じに
日本メーカーはなってる気がする。

中国市場って美味しそうで美味しくないって僕も思う。
だって、値段安くしないと売れないのに
品質についてはムチャクチャうるさいもんね。



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